臨床検査技師と学会

臨床検査技師

こんにちは!

臨床検査技師のとっとろです

オリンピックが終わってしまい、なんだか寂しさがあります。

今日は臨床検査技師と学会について書いていきますー

学会って?

そもそも学会とは

学者や研究の従事者などが自己の研究成果を公表・発表する場所

学会誌や学術集会などで発表・交流する場を提供する業務などを提供する機関(Wikiより引用改変)

となっております。

簡単にいうと、同じ分野を研究したりより詳しく知りたい人達が集まる場所or団体です

何しているの?

学会の多くは年一回の学術集会を開催していたり、機関紙と言って論文などが載った本を定期的に

発行し送られてきます。

また、学会ごとに認定資格などを認めており

その分野に関してエキスパートであることを証明しています

入会資格とかは?

多くの学会では何かしらの入会資格があります。

臨床検査技師の多くが所属する日本臨床衛生検査技師会(以下、技師会)は文字通り

臨床検査技師か衛生検査技師であることが条件です。

しかし入会資格の設定がない学会もあります。

私も入会している日本血栓止血学会は学会の創設目的に賛同した個人団体が入会できます。

ただし、申し込みをしたからといって必ず入れるわけではなく、

学会内の会議において入会の可否が問われることがあります。

絶対に何かの学会に入るの?

臨床検査技師になって病院などに就職すると多くの場合、技師会に入ることを勧められます。

もちろん学会の年会費は安いものではなく、新人の給料では入会を躊躇ってしまうかも知れません。

「絶対入会!」という職場もあれば「そのうちでいいよー」という職場もあります。

ちなみに絶対に入らなければならない時は、学会発表の時です。

自身が当該学会で発表者(筆頭著者)になるときは、学会の会員であるとこが求められます。

入っていない場合は別途費用がかかるときもあります。

入会のメリットは?

入会するメリットは、


・その分野の最先端の情報を知ることができる

・学会などの情報が手に入る

・知識が増える


学会に所属していると定期的に学会誌が送られてきます。

学会誌には原著論文や症例報告などの情報が書かれており、教科書や日常業務では知ることのできない情報や、

臨床には応用されていないけど、実用化への検討が行われているなど、情報が多く載っています。

定期的に送られてくることにより知識のアップデートなどができます。

デメリットは?

デメリットは

「毎年学会費がかかる」という点

技師会は毎年10000円+都道府県技師会費がかかります(合計15000円程度)

安くは無いです。

多くの学会に入ると情報は手に入りますが、お金はでていきます



学会に入るのは必要に迫られた時でも遅くありません。

しかし認定試験などを受けるとき学会の最低入会年数が決まっている場合もあるので注意が必要です。

私のように技師会・検査血液学会・日本サイトメトリー学会・日本血栓止血学会など多くの学会に入っている人も

少ないですが存在します。


最後まで読んでいたたいてありがとうございました。

おまけ

技師会の会員になると

共済制度が適用されます。

業務に起因する事故に遭ってしまった・起こしてしまった・感染症に罹ってしまった場合

賠償費用や見舞金などが支払われる制度が存在します。

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